産地/スロヴェニア、ポドラウィエ
生産者/MAROF(マロフ)
品種/ラスキリースリング、シャルドネ、ソーヴィニョンブラン
(以下輸入元より)
やや濃い黄色の外観。熟した白桃、黄桃、パイナップルなどの香りを追いかけ、わずかな樽香が品よく上がってきます。酸は柔らかく、果実のボリューミーさと濃厚さ、グリセリンの甘味・厚みも感じられます(ワインは辛口) まるで春の陽だまりのような、ポカポカと暖かみのある印象です。アフターはぶどう由来のミネラルが口の中でストレッチします。縦横に広がり全体をかっちりまとめ上げます。心地よい余韻に酔いしれる、大満足の1本となることでしょう!
スロヴェニアの内陸は、黒海やパンノニア平原の影響を受け、ワイン造りに恵まれている土地です。それこそローマ以前の古くから、ぶどうは栽培されています。内陸でもこのあたり一帯は、かつて海の底であったため、長い年月をかけて次第にサンゴや有機物が堆積して、石灰質土壌となりました。年間の降水量は500㎜と少なく乾燥したエリアです。ブレグキュヴェに用いられているのは、ラスキリースリング(ヴェルシュリースリング)、シャルドネ、ソーヴィニョンブランの3種です。複数の異なった畑から取れたぶどうを使います。畑の土壌には多様性が見られ、水晶、粘土、玄武岩凝灰岩、千枚岩粘板岩、カルシウム石灰質の砂質泥灰土、海の沈殿物、火打石の砂利、珪砂、砂質粘土とそれらはワインにも影響を与えます。特筆すべきは半大陸性気候ですが、海に面した温暖なコーストサイドよりも、日照量が多いこと。太陽光をさんさんと浴びたぶどうは、遅摘みをせずとも酸を十分に残して完熟します。また、朝晩の気温差が激しいのもフェノール熟成を助け、美しいアロマとエレガントさをワインにもたらせます。収穫は9月初旬から末にかけて行われます。収穫には10kg仕様の小箱を用い、摘み取ったぶどうは傷付かないように留意します。畑と選果台での2回の念入りな選果後、天然酵母によって発酵は自然に引き起こされます。果皮と果汁を接触させて4日間醸し、500リットル と25ヘクトリットルのオーク樽で24ヶ月シュールリー(滓の上で熟成)を施します。フィルターは不使用、それぞれの品種はボトリング前にブレンドされます。2020年7月にボトリングし瓶熟を経たのち、2018年の収穫からおおよそ4年半経過して皆様のお手元にお届けです。なんとも時間のかかる工程を踏んでいます。
なので5,000円以上の値が付けられても、おかしくないハイクオリティワインです。自信を持っておすすめできます。幅広く多くの方にMAROF(マロフ)を知って貰いたいと願い、この価格にしました。どうぞ飛びついて下さい。そしてコストパフォーマンス最高のワインをご賞味下さい。いつかリピーターになって頂けたら嬉しいです。※瓶口には蝋が使われています。蝋は剥がさず、そのままスクリューを突き刺し、いつも通り抜栓して下さい。
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¥3,630価格
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