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ピットナウアー ダンシング・クイーンをソムリエがレビュー

先に結論!!

「ライトオレンジ」って聞くと軽いだけ?と思うかもしれませんが、これは軽快でありながらオレンジワインらしさをしっかりと楽しめるまさに「ライトオレンジ」。


明るくてポップ、香りや味わいで陽気な気分になるのに、ちゃんとタンニンと旨み、複雑さがある。

軽快さの奥に“層”がある感じ。これからの季節、お花見やBBQにはぴったりなワインです。


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ピットナウアー ダンシング・クイーン
¥3,850.00
スクナヒコワイン 安田智貴

この記事を書いているのは、京都府南部でワインショップを営む「スクナヒコワイン」店主の安田智貴です。元料理長でソムリエ資格を持ち、料理とワインの両面から“美味しい”をご提案しています。妻と子ども2人の4人家族で、家族と一緒に楽しめるワイン時間を大切にしています^_^


生産者ピットナウアーについて


ピットナウアー

ピットナウアーは、オーストリア・ゴルス村を拠点にするゲアハルト&ブリジット夫妻のワイナリー。


彼らのワインを一言でいうと「ピュアで正直」

人の手を色々と加えるよりも、畑とぶどうの個性がそのまま表現されています。

2000年代半ばからビオディナミ(畑を“生態系”として整え、土の力を上げていく考え方)に本格的に取り組み、発酵は野生酵母、亜硫酸は必要最小限というスタンス。

ピットナウアー
畑の

ワインを“技術で固める”のではなく、ぶどうの状態や年の個性に合わせて、しなやかに仕上げていくのが彼ららしさです。そして面白いのがネーミング。ABBAの名曲から取った「Dancing Queen」みたいに、音楽やカルチャーの空気感がワインに混ざってる。難しい理屈より「おいしい!楽しい!」が先に来る。だから、自然派が初めての人でも入りやすいし、気づいたらハマってる。そんな引力のある造り手です。

ピットナウアー

産地の特徴

ピットナウアーの拠点はオーストリア東部・ブルゲンラント州のゴルス周辺。

ノイジードラー湖の近くで、日照に恵まれつつ、風も通りやすい土地です。

果実がのびのび熟しやすい一方で、だらしなくならず、透明感やフレッシュさが出やすいのが魅力。自然派の名手が集まるエリアとしても知られ、自由で生き生きしたワインが多い地域です。


ダンシング・クイーン


ピットナウアー ダンシング・クイーン

ダンシング・クイーンは、グリューナー・ヴェルトリーナーを主体に、ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)とソーヴィニヨン・ブランを少量ブレンドした“ライトオレンジ”


一部のぶどうは果皮と一緒に短期間漬け込むことで(=紅茶を出すみたいに)、香りとほんのりした渋みを引き出しています。

熟成は古樽も使い、無清澄・無濾過、瓶詰め時の亜硫酸もごく少量。


名前の通り、重たくない。でも薄くもない。「軽やかに踊れて、ちゃんと余韻が残る」タイプです。



安田のテイスティングコメント


色調は濁りのある明るいイエロー。

まず香りで気分が「パァ〜」っと明るくなります。


柑橘の皮、白い花、桃っぽい果実感に、ハーブや青い柑橘のニュアンスがしっかり。ソーヴィニヨン・ブランの比率は少ないはずなのに、青い柑橘のニュアンスがちゃんと顔を出してくるのが面白いです。


口に含むと軽快で飲みやすい。だけど「ライトオレンジ」で片付けるのはもったいない。

程よいタンニンが舌に心地よく、旨みと複雑さが何層にも重なって広がります。


ジューシーなのに締まりがあって、後味はすっと爽やか。日差しのある日に外で飲んだら、たぶん一番おいしく感じるやつです。


あー。お花見したい・・・


ピットナウアーが作るりんごと葡萄の微発泡のお酒の記事はこちら


まとめ

ダンシング・クイーンの魅力は、「軽快で爽やか」だけじゃなくて、「軽快だけど、複雑味がしっかりと感じられる」ところ。


明るくて楽しい気分にさせてくれるのに、飲み進めるほどに旨みや奥行きが見えてくる。

何人かで集まって飲むときにこのワインがあると楽しい場をより一層も上げてくれます。


そしてこれからの季節なら、ベランダ、花見、キャンプ、BBQ…外の空気が似合います。

料理は、ハーブを使った前菜や、アジアン、揚げ物にも意外と相性良いはず。


まずは難しく考えず、冷やしめで一杯。そこから温度が少し上がってくると、香りと複雑味がさらに出てきます。名前通り、心がふわっと踊る一本です。


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ピットナウアー ダンシング・クイーン
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スクナヒコワイン

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酒類販売管理者標識

酒類販売管理者氏名: 安田 智貴

酒類販売管理者研修受講年月日: 令和6年8月29日

次回研修の受講期限: 令和9年8月27日

​研修実施団体名: 宇治小売酒販組合

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スクナヒコワイン

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