自分好みのワインを選べるようになるための方法をソムリエが解説
- sukunahikowine
- 11月2日
- 読了時間: 4分
レストランやワインショップでワインを選ぶとき、「どれが自分好みなのか分からない…」「せっかく選んだのに、ちょっと違った…」そんな経験はありませんか?
今回はそんな方のために、誰でも“自分好みのワイン”を選べるようになる方法をソムリエの視点から解説します。難しい知識は必要ありません。たった2つのポイントを押さえるだけで、あなたのワイン選びは劇的に変わります。
今日はこちらの商品も使いながら説明していきます。
もしお役に立ちそうであれば是非ご購入ください(^ ^)
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この記事を書いている人物は・・・
京都府南部でワインショップをしています、スクナヒコワインの安田智貴です。元料理長でソムリエの資格を持っています。妻と子供2人の4人家族です^_^
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この2つだけ覚えたら大丈夫!
まず覚えてほしいのは、たった2つの要素だけ。それが品種と生産国です。
この2つで、ワインの味わいの“方向性”がほぼ決まります。
たとえばお店で「果実味が強い赤が好き」と言うよりも、「カリフォルニアのジンファンデルが好きです」と伝える方が、店員さんは的確にあなたの好みに合ったワインを選んでくれます。
でも問題は、「品種も国も種類が多すぎて分からない」ことですよね。そこで次に、初心者でもわかる“似たもの同士の見分け方”を紹介します。
似た品種・似た生産国を知ろう
世界には500以上のブドウ品種、ワインを造っている国は15カ国以上あります。
でも安心してください。全部覚える必要はありません。「自分の好きなタイプに似ているワイン」をいくつか知るだけで十分です。
例えば、もしあなたが「カベルネ・ソーヴィニヨン」が好きなら、それに似た味わいを持つシラーやメルローも楽しめるはず。
また、「チリの濃い赤ワインが好き」と感じるなら、アメリカやオーストラリアのワインにも同じようなニュアンスを見つけられます。
つまり、「好きな品種・好きな国」から“味の地図”を少しずつ広げていくのがコツです。
代表的な品種を戦隊モノやアイドルに例えて覚えてみよう
ここでは覚えやすいように赤ワインの品種は戦隊モノ、白ワインの品種はアイドルグループに例えてみます。



こうしてイメージと結びつけて覚えると、お店で説明を読んだときにも味の想像がつきやすくなります。
生産国の特徴を知ろう
生産国も多くありますが、まずは 「伝統国」と「新世界」に分ける」 ことで理解が早くなります。

例:
イタリアが好きな人 → アメリカよりスペインのワインが近い傾向
ただし、日本ワインは例外。分類上は“新世界”だが、味は独自バランス
店員さんに頼らないワインの選び方
品種と生産国の特徴をざっくり覚えたら、次は ラベルを見る習慣 をつけましょう。
✅ 裏ラベル(インポーターラベル)を見る
市販されている輸入ワインの裏には「輸入会社ラベル」が貼ってあり、生産国の記載は必ずあります。
✅ 品種は「新世界」と「伝統国」で表記が異なる
区分 | 例 | ラベル表記 |
新世界(チリ・アメリカなど) | 造り手が自由 | 品種が書かれていることが多い |
伝統国(フランス・イタリアなど) | 地域と品種が結びついている | 品種が書かれていないことがある |
例:「ブルゴーニュの赤」と書かれていたら → それは “ピノ・ノワール”のこと「バルバレスコ」と書かれていたら → ネッビオーロ
= 伝統国は “品種を書かなくても通じる文化がある”
ラベルで分からない場合は、
ワイン名を検索する
輸入会社のサイトを見る
などで調べられます。
まとめ
ここまで調べた 「生産国 × 品種」 を手がかりに、似たタイプのワインを選んでみてください。
それでも分からない場合は…
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